Euphonicaは、評価の高い実力派だけでなく、まだ広く知られていない新進ブランドにも光を当てる町の洋品店です。
当店は、そうした小さな芽を見つけ、共鳴し、そしてお客さまとともに育てる、そんな作り手・伝え手・受け手が悦びを分かち合う共有の場でもあります。
トレンドの真ん中ではなく、
その少し手前にある——
まだ言葉にならない感性のかけらを、ともに。
高級なものが上質とは限らず、その逆もまた然りです。
Euphonicaは、華やかなラグジュアリーとは距離を置き、時間の流れに耐えうる静かな上質を重視します。
また、ブランドや作り手と信頼を築きながら、互いに尊重し合い成長していける対等な関係を大切にしています。
当店の店頭には、大量流通には乗らないようなプロダクトも並びます。
流通量が少なく知名度も低くとも、そこには確かにブランドの哲学や美意識が込められています。
それをご自身の目と感覚で選び、ご自身のものとして愛してください。
ただ「買う」のではなく、「選び、育てる」。
Euphonicaは、その体験も提供する場です。
このロゴマークは、ピアノの鍵盤をモチーフにしています。
単音が重なり合って美しい和音が生まれるように、さまざまな個性が集まり、豊かな響きを奏でる――
そんな場でありたいという願いを込めました。
「Euphonica(ユーフォニカ)」を直訳するのは少々難しいのですが、ギリシア語由来の「eu(良い・快い)」と「phonē(音)」に、ラテン語を語源とする「-ica(〜に関するもの)」を組み合わせた言葉です。